
日本人の英語の発音がダサい理由は「英単語をカタカナにして読む」からです。
appleを見た時に、頭の中に「アップル」というカタカナが浮かんでいますよね。
「appleのaの発音記号は[a]と[e]がつながっている[ǽ]ですよー!」
「口を広めに開けて、唇を左右に思い切って引っぱり「ア」と「エ」を同時に言う感じで発音します。はい、みんなでやってみましょう♪」
アェーーーー?教室中にお経?ヤギの鳴き声?が響きます。
あなたの発音には元々は伸びシロがあったのに、学校の英語の先生とか英会話スクールの日本人講師とかがこういったキテレツな発音の仕方を教えたのがすべて悪いんです。
また、”英語教育を学術的に学んだことのないブロガー”が、どっかで見た内容を自分で検証をせずに発音について書いているので、鵜呑みにしないよう気をつけましょう。
ネイティブは、appleを「ア」と「エ」を同時に言う感じを意識して発音などしていません。
親とか先生が言っているのを耳で聴いて覚えただけです。
『そりゃそうだよな。』と思いますよね。
黒板に書かれたカタカナと発音記号を視覚で認識して、一字一句カタカナ発音をさせられたせいで、あなたの発音はクセがスゴいんです。
聴覚を通して何度も同じ単語が”取り込まれる”と、ネイティブの発音ができるようになります。
ネイティブ英語を獲得するには、ブルース・リーの”Don’t think. Feel.”の精神が大切です。
横文字を使うのが大好きな人が、どうしても「ウィズコロナ」と言いたいのなら、”With Corona”と英語での表記にするべきです。
「ウィズ」の”ズ”なんて発音はないです。
動物園ですか。
zoo
ズのthの音は、ほとんど聴き取れない余韻部分です。
東京アラートであれば、Tokyo alertと記しましょう。
「アラート」とカタカナで書くから「あらぁと」と覚えてしまいます。
Siriの言語を英語に変更してWhat is Tokyo alert?と語りかけてみてください。
Siriはあなたのalertの発音を聴き取れないはずです。
でも、それはあなたのせいではありません。
文科省、教育委員会、日本人英語講師、ブロガー、どこかの政治家などのせいです。
ちなみに「東京アラート」は間違いで、正しくは「東京ワーニング」です。
アメリカ同時多発テロといった緊急事態が起こり、政府が国民に警戒を促す際にはWarningを使います。
英語には「この表現でその英単語は使わないよ。」という厳格な習慣的決まりがあります。
「Tokyo Warning」が正しい(アメリカ)英語表現です。
アラートって目覚まし時計じゃないんですから。
影響力の強い方には「カタカナ英語の使用禁止」をお願いしたいです。
伸びシロのある日本国民の英語力が下がるだけです。
以上、今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
レナードでした。